会社の経営において大切なことの一つに、リスクの管理、が挙げられます。
今、仕事を行うのに、パソコンは欠かせません。
そしてそのパソコンは、インターネットにつながっているというのが、当り前になっております。
インターネットにつながったパソコンは、コンピュータウイルスの感染や、外部からの攻撃などの不正侵入なども、起こりえる出来事です。
これらのリスクへの対応は、会社経営をする上で、備えておく必要があります。
ウイルス感染や不正侵入は、自社のデータの損害だけでなく、ウイルス感染メールを送ったり、お客様のデータを抜かれたりと、自社のお客様へも被害を及ぼし、会社の信用を失うということもあり得ます。
今の時代、こうしたリスクに対して、ある程度お金をかけて防衛するということは、自社の信用という意味でも、とても大切なことです。
そのようなリスク対応として今普及し始めているのが、UTM(統合脅威管理)です。
UTMは、社内のパソコンのネットワークとインターネット網とをつなぐ、ルータの後ろにつけるもので、この機器一つで、コンピュータウイルスや、不正アクセスなどの脅威に備え、この他複数のセキュリティ機能を一つの機器で統合的に運用管理し、包括的に社内ネットワークを保護する製品です。
具体的な機能としては、
1 ファイアウォール:社内ネットワークと外部ネットワークの両方を監視し、ウイルスやマルウェア、フィッシング攻撃などの不正アクセスを防御します。
2 IPS:ネットワークへの不正アクセスを検知・遮断する、不正侵入防御システム機能です。
3 アンチウィルス:企業ネットワークに侵入する前のゲートウェイでウイルスを検知・ブロックします。
4 アンチスパム:送信元の情報をもとにスパムを判定し、スパムメールを阻止します。
5 WEBフィルタリング:社内ネットワークから外部サイトへのアクセスを制限し、機密情報の流出を防ぎます。
6 アプリケーション制御:管理者の許可のないアプリケーションを制御し、不正侵入を防ぎます。
UTMには、主にこうした機能があります。
もちろんこのUTMを導入したからといって、パソコンへの全てのリスクに対応できるわけではありませんが、少なくとも、家に鍵をつけるようなもので、今まで開けっ放しだった家の玄関にきちんと鍵がかかり、防犯できるという感じです。
ほとんど丸裸でリスクにさらされている会社のネットワークを、UTMで様々な脅威からガードしてみませんか?
詳しく話を聞いてみたい場合は、大協商事株式会社へお問い合わせください。
よろしくお願い致します。
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