当たり前のことかもしれませんが、仕事では結果を求められます。
結果を出すためには、まず出したい結果を決めて、そこから原因を作っていく必要があるのかもしれません。
しかし私の場合、特に身内以外の人を雇っているわけでもないので、今のところ、毎月のきっちりとした数字としての営業目標や粗利の目標なども決めておりません。
日々の業務でちょぼちょぼ 数字が上がってきます。
プラスアルファの数字は、私が営業して上げてきます。
特に目標金額などは定めておりません。
ある意味 行き当たりばったりです。
ただなんとなく、毎月の経費分の粗利を上げようとは思っています。
私は社長でもあり 営業でもあるので、どう動くかは自分で決めれます。
また何もしなくても、咎められることはありません。
私は自分に降りてきた 直観のようなものを大切にしています。
ですからそれに従って行動することが多いです。
それはそれで楽しいのです。
しかし数字などの決めた結果を出すということに関しては、有効な方法ではありません。
方向性だけのぼやっとした目標は、ぼやっとした結果しか生みません。
これは人生を生きる上でも同じなのかもしれません。
自分が自分の人生に何を求めるのか、自分で決めていいのです。
人から与えられた目的を生きる人生を歩む人もいます。
しかし自分の人生の目的を決めるのは自分です。
何をするのかも 自分で選んでいいのです。
会社や親や世間が求める目的を生きなくてもいいのです。
私たちはなんとなく生きていますが、自分の人生をどう生きるかの選択権は自分にあります。
子供の頃は親や先生がレールを引いた側面があります。
しかし大人となった今は、どう生きるかは自分で決めていいのです。
会社での売上目標や粗利の目標を決めて、その目標の達成のために邁進する、そういうことに私はあまり重きを置いておりません。
会社も末永く繁栄していけばいいなと思っていますが、特に今のところ拡大志向などもありません。
それよりもお客様との関係や人生においても、調和というのを目指しています。
事業においても、自社の利益とお客様の利益とを調和を取りたいと思っています。
自分の会社だけ儲けるのではなく、適正な価格でお客様にも喜んでもらう、そういうことを目指しています。
ですからお客様からぼったりはしません。
商品やサービスも、お客様に利益を感じてもらえる価格を目指しています。
ものによっては 相場より高い価格のものもありますが、その理由を説明し、お客様が納得していただければ、お売りするということをしています。
無理に高いものを売りつけたりはしません。
私の会社ではお客様との関係性を大事にしております。
一度商品を売りつけて終わりというのではありません。
お客様と末永くお付き合いしたいと思ってます。
そういうことが会社の事業目標になっています。
数字を目標にすると、その目標を達成するために無理な販売をしてしまうかもしれません。
数字よりもお客様との関係を構築するプロセス、そういうものを大事にしています。
結果は自分が出した目標や目的の通りになるんだと思います。
そのように行動するからです。
結局はプランしたことや、決めた目標を持たないと、それは結果として出ないんだと思います。
私の会社のように、ざっくりした数字の目標しかなければ、そのような結果しか生まれません。
数字に向けて行動しないからです。
しかし現状私は数字を目標としない中で、日々都度起こるプロセスの楽しさを仕事で味わっています。
会社の場合、経営者の立てる売上や粗利の目標が、経営の指針としても大事なのだと思います。
特に人を雇っていれば、支払う給料を捻出しなければならないので、それは大事でしょう。
経営者の意志、そして目標、それらは結果を出すのに必要なんだと思います。
自分は会社を通して何を得たいのか、それを明確にするのが大事です。
日々の行動、日々の意識、それらが結果に直結しています。
自分は、会社は、何を求めているのか。
自分は、それを納得しているのか。
そういうことを、見直してみたいものです。
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