上位概念を考える

人生

先日ある作家のYouTube を見ました。

そこで語られてることは、こんなことでした。

例えば右手の小指と中指が喧嘩をしているとします。

確かに小指と中指は別々のものですが、これを 右手というレベルで考えると、同じ手の指同士ということになります。

そう考えると、同じ手の指同士で争う必要もなくなります。

このように 問題の上位概念を考えると、問題が問題ではなくなります。

この発想は面白いなと思いました。

人生や経営においても、当てはまることが多いのかもしれません。

渦中にいると問題しか見えませんが、一段 高いところから俯瞰して見てみると、問題が問題ではなくなるのです。

個別具体的な例は、各々自分で当てはめてみてください。

私も色々考えてみました。

考えてみたことの一つに、自分と他人とのことがあります。

私はよく、自分のことを考えます。

関心が自分に向いていました。

しかし最近は、自分以外の他者にも意識が向くようになりました。

今の話で言うと、自他一体ということです。

自分と他人もつながっているという考え方です。

右手の小指と中指みたいなもので、自分と他人も、同じ人間というレベルで考えると、つながっています。

他人の中にも自分を見ることができます。

他人に対する気づきは、自分の気づきにもなります。

つながっているというレベルで考えてみることです。

おそらくは、他者に尽くすということは、自分に尽くすということにもつながるのだと思います。

仕事でお客様のために尽くすということはあります。

それはお金を頂いているものであり、仕事でもあります。

しかし お金を頂いていない、日常の部分で、いかに他人に尽くせるかということが大事なのかもしれません。

何でもお金に変えるということがいいわけではありません。

また逆にお金を頂いて、責任を持って行うということも大事です。

自分と他人の上位概念、自他一体という視点で考えると、他人に対して尽くしたエネルギーをお金に変えないことで、自分が得るエネルギー もあるということです。

自分が渡したエネルギーを、受け取ってもらってありがとうということが言えます。

このブログもそうです。

読んでもらって、受け取って下さってありがとう、です。

上位概念を考えるということの話に戻しますと、問題を一段高い視点で考えるとそれは問題ではなくなる、ということです。

その視点で物を考えた時、どう考え、どう行動するかが大切です。

自他一体という考えを例に出しましたが、ご自身でも上位概念ということを考えてみてください。

きっと面白い気づきが得られると思います。

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