サイバー攻撃の現実を目の当たりにして

仕事

先日、株式会社アイスタイルさんが主催する、サイバーセキュリティに関するセミナーに参加しました。

このセミナーでは、北海道警察の方が実際にサイバー攻撃の手口について詳しく説明してくれました。

普段から耳にする「サイバー攻撃」という言葉ですが、実際にデモを見てそのプロセスを知る機会はなかなかありませんでした。

セミナーでは、実際にパソコンが遠隔操作され、重要なデータが抜き取られていく様子が目の前で示されました。

その方法の具体性に少し驚きながらも、サイバー攻撃がどれだけ簡単に実行されるのかを理解する良い機会となりました。

また、ランサムウェアに関するデモも非常に興味深いものでした。

ファイルにロックをかけたり、ファイルの拡張子を偽装する手法が紹介され、知らないうちに自分のデータが危険にさらされる可能性があることがわかりました。

こうしたリスクを防ぐためには、データのバックアップが不可欠です。

しかし、会社内のネットワーク上にあるバックアップだけでは、万が一ネットワーク全体が感染した場合、バックアップも失われてしまう恐れがあります。

そこで、クラウドにデータをバックアップしておくことをお勧めします。

クラウドバックアップを導入すれば、たとえランサムウェアに感染しても、安全な場所にデータを保管しておくことができ、新たなパソコンにデータを復元できる体制を整えることが可能です。

また、サイバー攻撃やウイルス感染から会社全体を守るために、UTM(統合脅威管理)の導入もぜひ検討してください。

UTMは、ファイアウォール、ウイルス対策、侵入防止システム(IPS)など、複数のセキュリティ機能を一元的に管理できる強力なツールです。

これにより、外部からの不正アクセスやマルウェアの侵入を防ぐことができ、ネットワーク全体のセキュリティを高めることができます。

特にUTMの導入は、複数の脅威に対して包括的に対応できる点で優れています。

ウイルス対策ソフトだけでは防ぎきれない未知のマルウェアや攻撃にも対応できるため、会社や組織全体をしっかり守ることが可能です。

リアルタイムでネットワークの異常を検知し、迅速な対策を講じることができるので、企業のセキュリティ強化には必須のツールといえます。

今回のセミナーを通じて、サイバー攻撃が非常に身近な脅威であることを痛感しました。

皆さんも、クラウドバックアップやUTMの導入を検討し、日頃からセキュリティ対策を万全にしておくことを強くお勧めします。

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